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青唐辛子醤油漬

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青唐辛子というのはどうやら赤唐辛子の未熟果らしいのですが、私にはどう考えても別物としか思えません。中間過程の黄色唐辛子とかいうものがあるのならちょっとは納得しますが。
私は青唐辛子のさわやかな風味がとても好きです。愛しています。狂おしいほどに。

ということで家の冷蔵庫には輪切りに刻んだ青唐辛子が醤油に漬かって常備されています。そもそもこやつは「最高級卵かけご飯(料亭風)」(w のために準備されたものだったのですが、あまりのうまさに家の料理の味のベースにまで、ここ4,5年格上げされています。
柚子胡椒(胡椒と言いながら青唐辛子と柚子をブレンドした九州の香辛料)を召し上がったことのある方にはわかると思いますが、あのさわやかな風味の本質は柚子よりもむしろ青唐辛子そのものにあるのです。そのエッセンスが抽出された醤油。これがまずいはずがありません。
どうやら半島や大陸方面にも似たようなものがあるようですが、こいつは純粋に醤油だけで構成します。おもいっきり和風なのです。それでいて辛い。ものすごく辛い。頭から汗が噴出します。和食のエスニック展開ともいうべきコペルニクス的転換を実現する調味料つか食材なわけです。

和物青唐辛子のいいものが手に入るときは和物で作りますが、結構青唐辛子の辛くて香りの良いものは流通していないので、いよいよ困った時はアメ横まで出向いてタイの青唐辛子を使います。こうするとやや風味が落ちますが、辛さはある程度上昇しツンツンとんがった趣になります。やはり和物の方が風雅な味わいがありますね。

一度彼女の本質を把握しきれていなかった私は青唐辛子ではなく生のハバネロ(赤)を使ってしまったことがありました。いや近所のスーパー正常位恣意に売ってたんで。つい、うれしくて・・・
結果、辛さとしては確かにいつもより倍は辛くはなったのですが、それよりも妙なバニラのような甘い香りがして、かつ味にも甘みがあるのです。とても和食にフィットするようなものではなくなってしまいました。結局ビーフシチューとかの味の濃いものに隠し味的に使用はできるということは発見したのですが、それ以外に利用できないということが発覚しました。
もったいないので小さいカプセルに小分けして不審者が闖入した際の武器として使用(おそらく殺傷能力有、正当防衛として認められないこと必定)しようという案もあったのですが、これは関係筋によって却下され廃棄処分とされました。

青ハバネロで同じことをやったら果たしてどうなるのか?
これが現時点での私の最大の興味であります。
やはり種から育てるしかないか・・・、いやそもそも種も流通しているのか?


そういえば激辛についてはここがたいへん楽しめました。
http://www.netpro.ne.jp/~liberty/ryo/favor/hotsauce.html
本当に死にかけてるみたいです。しかも医者にも状況を理解してもらえない。
漢っすね。
いやいや皆様探究心が旺盛なようで
by uqui | 2004-09-29 01:22


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